指導団体が発行する『Cカード』と呼ばれるライセンス(認定証)がダイビングをする場合は必要です。
講習を学ぶ内容は、基本的にどこも同じですが、ライセンスにはランクがあります。
初級、中級、上級、プロライセンスと講習会を受講していけば、ステップアップできます。
ライセンスの種類により潜れる深さが変わってきます。中級以上になるとディープダイビングやナイトダイビングも楽しめたりします。
では、ライセンスの取得は、どこで取得するかが大切な要素になります。
都市型とリゾート型の2つが取得する方法としてよく比較されます。
自宅や職場近くのスクールを選べば、会社帰りにも通うことができます。忙しい人でも確実に講習を受けれてダイビングライセンスを取得できます。
海辺の近くのスクールを選べば、少人数やマンツーマンにも対応してくれて取得費用が比較的安く抑えられたりゆっくりと講習を受けれます。
海外旅行や沖縄旅行のように3泊4日や、4泊5日以上の日程であればリゾート先でライセンスを取得する手もあります。
旅行とのパックで申し込めたりできますので、お手軽に取得できます。
ライセンス取得の講習はどんな内容を学ぶのか。
Cカードには種類やランクがありますが、まずは基本のOWD(オープンウォーターダイバー)の講習が一般的です。
学科講習、限定水域講習(浅瀬もしくはプール)、海中実習と3つのメニューがあります。
学科講習は試験がありますので合格する必要があります。自身でEラーニングなどで事前に学習できるところもあります。
限定水域講習は、足のつかないプール、または浅瀬の海での実技です。
陸上でダイビング器材のセッティングや装着をします。そこで器材の使い方を確認します。
BCDを操作してのゆっくり潜っていきます。講習は水中での呼吸方法や耳抜き、浮力の取り方やゲージの見方、水中でのバランスのとり方、フィンキックの方法などを学んでいきます。
そのほかにレギュレータークリアやレギュレーターリカバリー、マスククリアにオクトパス(予備の空気源)の操作、ハンドシグナルなど、トラブル対処法も学んでいきます。
水の中なので教わる講習内容は多いですが海洋実習もあるので、あまり緊張せずに楽しみながら講習を受けましょう。
海洋実習は、実際に海の中に潜っていきます。限定水域で学んだ講習を実践していきます。
水深での講習は、水圧の変化や水の流れ、浮力の調整やバランスなど普段感じることがない難しさをより感じるはずです。
沖縄やリゾートなどの旅行先で講習を受けようか迷われてる方なら、可愛い熱帯魚や美しいサンゴ礁に囲まれて、楽しみながらスキルを習得できるのでおすすめです。
以上の講習が終了しましたら、器材の片付けや洗い方も教わって最後にログブックを付けたら講習終了となります。
学科テストに合格すれば、オープンウォーターダイバーとしてライセンス(認定証)を発行してもらいファンダイビングに参加できるようになります。
しかしライセンス講習に不安がある方もいらっしゃるでしょう。
指導団体の資格を持ったインストラクターがしっかり無理のないペースで講習を進めていきますが、スキルに不安があったり繰り返し練習したいなどと心配なことは伝えて欲しいと思っていますので、遠慮せずにどんどん質問したり伝えるようにしてしっかり習得するようにしましょう。
ライセンス(認定証)を取得したらダイバーデビューです。
無理せず経験を重ねていくことで色々なシーンに対応できるようになりますの、安全に配慮しながらダイビングを楽しんでください。
水中世界の美しさや楽しさを知ると次はステップアップしてアドバンスドライセンスを取得したくなるかもしれませんね。